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真珠の首飾り

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百夜一夜物語    

真珠の首飾り 93夜

「倭」

  佐藤 一英氏の詩集

 「大和し美し」  倭建命に関する詩
 これは棟方 志功氏の版画が挿画されている。
 戦争真っ只中の昭和18年夏に刊行されている。
 これは、禁止される、本が多い中 不思議な存在である。
 現代では使わない言葉や読めない漢字があるので、
 本来の意味は解り辛いが・・・・
 妙に染み入る。
 こんな古い本は手に入らない。
 暫く探していたのだが・・諦めていたら、
 根気強く探していてくれた。もう・・・3年程たつのだろう。
 県立図書館の蔵書なので、返却の期限が差し迫ってきた。
 どうも、看破できない。
 いったん、おさらばして、次回の楽しみとしよう。
                     「倭」
                     は
                     「大和」
                     と
                     どう、使い分けするのだろうか?
  いつものように、解らない事だらけで・・・・・・・・・・・未解決のまま・・・

          一編  「真珠」を紹介します。

  私の腕に抱かれてゐるとき たまをよ お前は海のやうだ

  私の胸に静かな波のうねりを感ずるよ

  また心にきくよ 午睡の海のかすかな寝息を



  そしてお前の明るい髪は 私の胸に碧空(あおぞら)の

  夢を巻いて流れるよ 白い渚をゆく藻のように

  私はそれで酔って了ふ そしてうつらと凝視めてゐる

  海の底の真珠が光るを  貝のやうに瞼の蔭に


           69編ある。

    「病める人は囚われ人に」   「柱」  「露」     「友どち」  「親鸞・・」

    
  音読するとどうにか・・・・訳がわからなくても・・・・良いような気になり・・・

  ナイチンゲールの「看護の本質」を読み始めるつもりであったが・・・

  今日のノルマは  こっちに決定!!

  なんせ明後日返さねばならないのだから。

                 ところで、「倭」は「大和」とたいして変わらないだろうから・・


    とにかく   やまと  を  うるわしく

                    「やまと」

                    やばいと・・・・ならぬよう・・・しないよう・・・・・できぬよう・・・
  
by abemm | 2009-11-18 11:16

by abemm